
子供と一緒にお出かけとなると「どこに行く?」で悩みますよね?そんな時におすすめなのが大型遊具のある公園です。今回は子供だけでなく大人も一緒に遊びたくなるおすすめの公園を4つ紹介します。
平和記念公園内にあるハイテク公園【命の卵】
糸満市摩文仁にある平和祈念公園といえば沖縄観光のメインスポット。平和の礎や平和祈念資料館など平和について学ぶ場として沖縄観光スポットでは欠かせない場所でもあります。
でもそんな平和記念公園内には「ハイテク過ぎる!」「スケールがでかすぎる!」として地元で有名な大型遊具施設「命の卵」があります。
全部で5つのゾーンが子供たちの冒険心をくすぐる
命の卵には「海ゾーン」「空ゾーン」「ユニバーサルゾーン」「深海ゾーン」「島ゾーン」の5つのゾーンがあります。それぞれのゾーンに異なるテーマが設定されているので、全部のゾーンを一周するだけでもワクワクします。
小さな子供におすすめなのが「ユニバーサルゾーン」。このゾーンは小さな子供の目線に合わせて遊具が設定されています。
また車いすの子供も遊ぶことが出来るように遊具の入口に車いす用のスロープが設置されているのもおすすめポイント!もちろん遊具内でも車いすで移動が出来るようになっています。ベビーカーでも楽々移動が出来るので、年齢の違う子供たちを1人で見なくちゃいけないママ達にもおすすめです。
小学生の子供におすすめなのは「空ゾーン」。このゾーンには複数の滑り台が設置されています。中でも急傾斜を一気に滑り降りるループスライダーと超ロングレールスライダーは子供たちに大人気!真っ青な沖縄の空の下をみながら一気に滑り落ちていくスライダーがメインのゾーンなので、子供たちもドキドキとワクワクの時間を楽しむことが出来ます。
命の卵(平和記念公園内)- 住所;沖縄県糸満市摩文仁444
- 入場料:無料
- 駐車場:平和記念公園内の駐車場が無料で利用できます。
都心部でロングローラー滑り台があるスポット【浦添大公園】
沖縄県の中心地・那覇市に隣接しているのが浦添(うらそえ)市です。浦添市には琉球王朝時代の王様のお墓「浦添ようどれ」や「浦添城址」がありますが、浦添大公園はその浦添ようどれなどを含む巨大な総合公園のことを言います。
浦添大公園は「Aゾーン」「Bゾーン」「Cゾーン」の3つのゾーンがあり、ロングローラー滑り台などの遊具施設があるのは「Bゾーン」と「Cゾーンの一部」になります。
地元では一度は誰もが滑ったことがあるロングローラー滑り台
大型遊具施設やアスレチック遊具があるのは、Bゾーンの「ふれあい広場」です。山の斜面を利用した超ロングローラー滑り台は、地元に住んでいる人であれば誰でも一度は滑った経験があるのでは?それほど昔からあるのがロングローラー滑り台です。すぐ近くを通るバイパスからもこの滑り台は見えるので、公園に行ったことがない人でもその存在だけは知っているという人も多いです。
2018年には6歳未満の小さな子供用の遊具施設がCゾーンに登場!
Bゾーンの遊具は小学生以上の比較的大きな子供たち用に作られているので、「小さい子供が安心して楽しむことが出来る遊具が少し足りないな」という印象が私自身もありました。でもCゾーンにできた新たな大型遊具施設は6歳未満までが対象になっているのでこうした不満も解消!遊具の高さも背の低い子供たちの目線に合わせて設置されています。
浦添大公園- 住所:沖縄県浦添市伊祖115-1
- 開園時間:9:00~21:00
- 駐車場:あり
美ら海水族館見学の後に立ち寄りたい【アクアタウン】
沖縄本島北部の観光スポットといえば、海洋博公園内にある「美ら海水族館」ですよね?でも美ら海水族館以外にも海洋博公園には様々な施設があります。その一つが「アクアタウン」です。
美しい沖縄の海と空の下で思いっきり遊ぶ!
アクアタウンは、美ら海水族館から少し離れた「夕陽の広場」にあります。その名の通りこの場所から見ることが出来る夕陽はとにかく美しい!ステージ施設なども近くにあり、季節によっては夕陽をバックにしたステージで音楽イベントなども行われます。
ただこうしたイベントが行われるとき以外の夕陽の広場は、静かでとっても気持ちの良い時間が流れる場所です。設置されている大型遊具も3歳から12歳までの子供たちが一緒に遊ぶことが出来るように設計されているため、年齢の違う兄弟を連れて行ってもみんな一緒に遊ぶことが出来ます。もちろん大型遊具施設で欠かせないスライダーも複数あるので、年齢に合わせて遊ばせることが出来ます。
もう一つおすすめしたいのがこの場所から見ることが出来る美しい海!
3階建ての巨大な遊具施設なのですが、最上階は展望デッキのようになっているので、遊び疲れた子供と一緒にのんびりとお昼寝時間を過ごすのにもピッタリです。特に晴れた日には海の向こうにユリの名所として有名な伊江島の姿をはっきりと見ることが出来ます。海洋博公園でフォトジェニックな写真を撮りたいのであれば、アクアタウンは穴場なのでおすすめですよ!
夕陽の広場アクアタウン(海洋博公園内)- 住所:沖縄県国頭郡本部町字石川424番地
- 開園時間:3~9月8:00~20:30 /10~2月 8:00~19:00
- 休園日:毎年12月第一水曜日・木曜日は海洋博公園が休園となります。そのためアクアタウンの利用もできません。
ハートだらけの可愛い公園【なんじー公園】
なんじーは本島南部に位置する南城(なんじょう)市のメインキャラクターです。南城市を上から見てみるとハートの形をしていることから、なんじーの髭もハートの形をしています。そんななんじーとハートだらけのキュートな公園が「なんじー公園」です。
ハートとなんじーだらけのなんじー公園
なんじー公園は「グスクロード公園」の中にあります。駐車場に車を停め、海に向かって少し歩くと山の斜面を利用した大型遊具施設「なんじー公園」が見えてきます。山の頂上から下に向かって長く伸びたロングローラー滑り台は、ハートのトンネルをいくつも潜り抜けて下に滑り降りていきます。もちろんこのハートトンネルにもしっかりなんじーがいます。
ほかにもブランコや小さな子供たちが遊べるアスレチック遊具など盛りだくさんなのですが、そこにも必ずなんじーとハートマークがセット!しかも目の前に広がるのは青い海ですから、ポイントを探せば海の中にハートマークが浮かぶフォトジェニックな一枚を撮ることもできます。
私自身のわがままでいえば誰にも言わずに穴場としてずーっと秘密にしておきたいほどお気に入りの場所。今のところまだ観光客にはほとんど知られていないので、いつ行っても静かでのんびりとした場所です。でも「こんな素敵な場所で子供を思いっきり遊ばせたらきっとみんな喜ぶだろうな…」という想いがムクムクと沸き上がってきたため今回、初紹介。でもあなたもこの場所に行けば私のこの葛藤が分かってくれるはずです。
なんじー公園(グスクロード公園)- 住所:沖縄県南城市玉城中山1212
- 駐車場:あり(無料)