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沖縄の島野菜!驚くべき栄養効果と沖縄らしいレシピとは?

投稿日:2019年6月5日 更新日:

沖縄の島野菜は、健康に良い成分が多く含まれた万能野菜たちがたくさんいます。ほとんどの島野菜が昔から沖縄でよく食べられてきたものばかりです。長寿県沖縄を支えてきた驚くべき沖縄島野菜の栄養効果とは?

フーチバー

フーチバー

フーチバーはヨモギのことです。沖縄の家庭料理には欠かせないフーチバーは、苦みがそれほどきつくないのが特徴です。そうはいっても独特の香りがするため、臭いが気になる肉や魚の臭み消しにしたり沖縄そばなどの薬味として使います。ただし地面に近い方の葉は固いので、地元でも食べる場合は柔らかい先の方の葉だけを使います。

フーチバーの香りがたまらない!フーチバージューシー

ジューシーは「沖縄風炊き込みご飯」と思われがちですが、炊き込みご飯風のクファジューシーと雑炊風のボロボロジューシー(ヤファラジューシーとも言う)の2種類があります。そのため地元では味のついたご飯のことを、まとめて「ジューシー」といっています。

もちろんフーチバージューシーにもクファジューシーとボロボロジューシーの2種類ありますが、フーチバーの香りがより引き立つのは雑炊風のボロボロジューシー!味付けされた三枚肉やひじきを入れて雑炊にしたら、最後に溶き卵とフーチバーを入れて仕上げます。冬のあったかレシピとしてもおすすめですが、夏の暑さで食欲が落ちている時にもおすすめです。

ハンダマ

ハンダマ

独特の色が目につくハンダマは、水前寺菜のことです。ハンダマには緑色をしているものがありますが、島野菜として一般的なものは、「鮮やかな緑」というよりは「濃い紫がかった緑」のものをいいます。

ハンダマの葉の両面を見てみると面白いことがわかります。実はハンダマの葉は、表と裏で色が違います。表側にあたるのが緑色で、裏側が紫色をしています。この紫色の部分には、抗酸化作用があるポリフェノールを含んでいます。そのため中高年になると気になる生活習慣病の予防になると言われ、昔から地元ではよく食べられてきました。

みそ汁に入れるとビックリ!紫色になるハンダマのお味噌汁

ハンダマは、サラダとして生で食べても良いですし和え物や汁物に入れても美味しく食べることが出来ます。ただ味にくせはないのですが、過熱をするとヌルヌル成分が出てきます。さらにみそ汁に入れると、あっという間に汁が紫色になります。

初めてハンダマのみそ汁を見た人は必ずビックリするのですが、一度食べてみるとハンダマのヌルヌル感にハマってしまいます。見た目はびっくりしますが、みそ汁に入れて食べるのがおすすめです。

ウンチェーバー

ウンチェーバー

ウンチェーバーは、エンサイとも言います。沖縄では夏になると葉野菜が不足しがちなのですが、ウンチェーバーは夏の暑さにも強い特徴があるため地元では夏の島野菜として人気があります。

ウンチェーバーはクセがない上に、茎の部分がシャキシャキとしているので炒め物や中華料理の食材としてよく使います。ウンチェーには鉄分やカルシウム、ビタミン類が豊富に含まれている上に葉野菜が不足しがちな夏に旬を迎える島野菜なので、地元では夏の定番野菜です。

ただ残念ながらウンチェーバーは、沖縄から県外へ持ち出すことが禁止されている植物です。そのため沖縄で調理するのであればよいのですが、お土産として県外に持ち出すことはできません。

シャキシャキ感がたまらない!ウンチェーバーチャンプルー

とにかく茎の部分のシャキシャキ感が魅力的なウンチェーバーは、地元では豚肉やもやしなどと一緒に炒めたウンチェーバーチャンプルーにするのが定番です。食べ応えのある島豆腐を加えれば、ボリュームたっぷりのおかずになります。

カンダバー

カンダバーはかずらのことです。暑さが厳しい時期に旬を迎えるカンダバーは、ウンチェーバーと同じく夏の貴重な葉野菜として地元では重宝されています。ヒルガオ科に属す葉野菜なので、スーパーや市場などで見かけても「ビニール袋にツル状の雑草がぎっしり詰め込まれている」という風にしか見えません。そのためよくわからない人は「クセが強そう」と思ってしまい、敬遠されてしまう残念な島野菜です。

たしかにカンダバーの見た目はクセが強そうに見えるのですが、実はほとんどといってよいほどクセがない野菜です。さらに食物繊維が豊富なので、便秘気味の人にはかなりおすすめです。

お味噌汁に入れると美味しい!カンダバーと島豆腐のみそ汁

クセがほとんどないカンダバーは、みそ汁の具にするととてもおいしいです。茎の部分は食べず、柔らかい葉の部分だけ手でちぎってみそ汁に入れます。たったこれだけで不足しがちな食物繊維やビタミン類を一気に補うことが出来ます。

ンスナバー

ンスナバー

ンスナバーはフダンソウのことです。ンスナバーも夏の暑さに強い島野菜なので、地元ではウンチェーバーと同じく夏の島野菜として人気があります。ただンスナバーは夏が旬の野菜と言わけではありません。ちなみに季節を問わず収穫できることから「不断草」と呼ばれています。

肉厚な葉を持つほうれん草のようなフダンソウは、味も調理の仕方も栄養成分もほぼほうれん草と同じです。冬が旬のほうれん草と比べて一年中安定して収穫できるンスナバーは、沖縄の万能島野菜の代表選手です。

バターとのコラボがたまらない!ンスナバーのバター炒め

ンスナバーは油との相性が良い島野菜です。その代りほうれん草よりも灰汁やえぐみがやや強いので、一度下茹でして使います。軽く塩を入れたお湯に1分程度湯がいたら、フライパンにバターと軽く絞ったンスナバーを入れて炒めます。沖縄の家庭ではバターよりもツナ缶の常備率が高いですので、バターの代わりにツナ缶のオイルごと入れて炒める方が多いです。

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