
「幸せになれる恋がしたい!」「ハッピーになれる人と結婚したい!」「恋人との関係が良くなりたい!」そんなあなたの恋する気持ちを後押ししてくれる最強の恋愛運アップのパワースポットを紹介します!
沖縄護国神社【貝守】
沖縄護国神社がある奥武山(おうのやま)は、琉球王朝時代男子禁制の聖域でした。特に御嶽には超強力なパワーが宿っているといわれ、霊的パワーを持つ女性王族たちが祈りをささげる場所でもありました。
そんな霊的パワーにあふれた奥武山に建つ沖縄護国神社には、縁結びのご利益が高いといわれているお守り「貝守」があります。貝にまつわることわざに『磯の鮑の片思い』がありますが、そこから転じて作られたのが二枚貝を模した貝守です。
2つの貝がぴったりと合うのはたったの1組しかありません。そのため二枚貝は「両想い」「縁結び」「良縁」をもたらすパワーアイテムと言われています。
首里城【アカギの巨木】
世界遺産に登録されている首里城には、樹齢200年以上のアカギの巨木があります。このアカギの巨木には旧暦の6月15日に神様が降りてきます。その目的は「年に1度だけ人間の願いをかなえるため」と言います。
もちろん恋愛成就をお願いしても大丈夫ですし、縁結びや良縁祈願でも大丈夫です。その代りこの場所で願い事を叶えてもらうためには「欲張ってはいけない」という決まりがあります。ですから恋愛のお願いが出来るのは1つだけです。
さらにお願いをする時には注意しなければいけないことがあります。
まずアカギの巨木は御神木なので決して手で触れてはいけません。またお願いをする時には、アカギの巨木に降りていらっしゃる神様に向かってお話をするようにします。お願いが終わったら、最後に話を聞いてくれた神様へ感謝の気持ちを伝えます。そうすればあなたのお願いは必ずかなうはずです。
名護市許田【許田の取水】
沖縄自動車道の終点がある名護市許田(きょだ)には「許田の取水」と呼ばれる縁結びのパワースポットがあります。何かがあるというわけではなく許田の集落全体のことを指しているのですが、地元では「恋愛成就の伝説」があるのでかなり有名です。
その伝説というのがなんとも不思議な話なのです。
『その昔、首里の若い侍が許田の集落を訪ねてきました。長旅で喉が渇いていた侍は、集落の中にある樋川を見つけます。樋川では集落の若い娘が水を汲んでいたので、侍はその娘に「水を飲ませて欲しい」と頼みます。
ところが娘はその申し出を断ります。それでも喉が渇いていた侍は娘に何度も「水を飲ませて欲しい」と頼みます。断り切れなくなった娘は手で水をすくい、侍に飲ませてあげます。その時の娘の姿があまりにも美しく、首里に帰った後も侍は娘のことが忘れられません。やがて侍はその時の娘を首里の自宅に呼び嫁に迎えたのでした。』
…とまあこんな感じなのですが、この伝説が今でも地元では言い伝えられています。現在この伝説のもととなった樋川はありませんが、許田の集落一帯がパワースポットと言われています。
ちなみにこの場所では、結婚したい相手の顔を思い浮かべながら縁結び祈願をすると願いが叶うといわれています。小さな集落ですので歩きながら縁結び祈願をすると、あなたの恋の願いがかなうはずですよ。
かりゆしの森 森の遊歩道【赤綱縁結び】
恩納村のリゾートホテル『沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ』施設内にあるかりゆしの森 森の遊歩道には、この地方で古くから神話として語り継がれている2本の聖なる木があります。この2本の木が縁結びのパワースポットなのですが、そのように言われるようになった不思議な話があります。
その昔、2本の木があるこの地に若い旅人がやってきます。寝床を探していた旅人は「丁度良い場所だ」と言って木に近づきます。するとそこには2本の木の根元に赤い綱を結んでいるおじいさんがいました。不思議に思った旅人がその理由を聞くと、「夫婦になる2人は生まれながらに決まっているから、ちゃんと巡り合えるように赤い綱で縁を結んでいる」というのです。
そこで旅人が将来の相手について聞くと、目の前を歩く貧しい身なりをした女性を指さします。その答えに怒った旅人は娘の背中を刀で斬りつけ川に投げ込みます。
それから4年が経ち旅人は役人として出世をします。ある日実家に帰る旅の途中で足を怪我します。そこに偶然通りかかった金持ちの夫婦に助けられ、夫婦の家に泊まります。するとそこには美しい娘がおり、旅人はすぐにその娘と恋に落ちます。さらに旅人は娘にプロポーズをするのですが、娘は「背中に大きな傷があるため嫁には行けない」と断ります。実はその娘こそが旅人が背中を斬りつけた相手だったのです。
実は瀕死だったその娘を助けたお金持ちの夫婦が養子にしていたのですが、娘は旅人が自分の背中を斬りつけた相手ということは全く知りません。旅人はそのことを知り「自分が一生をかけて大切にしなければいけない」と思い、その娘を嫁に迎えたのでした。
この伝説がもとになって2本の木は「赤綱縁結び」と呼ばれ、縁結びのパワースポットなりました。ちなみに赤綱縁結びは女性に効果があるパワースポット!地元ではよく知られている場所なので、恋愛運をアップさせたい女性はぜひ足を運んでみてくださいね。
がんじゅう駅・南城【幸せの架け橋】
沖縄本島最高の聖域と言われる斎場御嶽のすぐそばにあるがんじゅう駅・南城の裏庭に「幸せの架け橋」があります。パッと見た感じは観光地によくある「なんちゃってパワースポット(?!)」に見えるのですが、この場所そのものはものすごいパワーを持っている場所なのです。
海に向かって作られたミニサイズの展望台なのですが、海に向かって立つと正面が琉球最高の聖地・久高島、後方には沖縄本島最高の聖域・斎場御嶽。つまり沖縄の2大パワースポットに囲まれているのがこの場所なのです。
ちなみに最強の恋愛運を手に入れるためには、幸せの架け橋の上で久高島を見ながら両手を広げます。そして静かに願い事を唱えると、体全体に聖なるパワーが宿ります。聖なる力はあなたを幸せな恋へと導いてくれるので、必ずあなたの願いはかなうのです。