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沖縄の世界遺産をご紹介

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沖縄には平成12年にユネスコの世界遺産に登録された文化遺産があります。それも九つもです。最も有名なものは朱色が鮮やかな首里城跡ですね。城を「グスク」と呼ぶように、日本でありながら独自の文化を築き上げてきました。完全に解明されていないなぞもまだ数多く存在している沖縄の世界遺産。本島とは少し違う歴史の風に触れる沖縄の世界遺産をご紹介します。

五つのグスク(城)で曲線美に触れる世界遺産

首里城跡

首里城

鮮やかな朱色が美しい首里城正殿は、日本と中国の建築様式が見事に融合した沖縄最大の木造建築物です。15世紀初期~16世紀中期に完成した沖縄が世界に誇る世界遺産です。国王とその家族が居住する「王宮」であると同時に、王国統治の行政機関「首里王府」の本部でした。

また、各地に配置された神女(しんじょ)たちを通じて、王国祭祀(さいし)を運営する宗教上のネットワークの拠点でもあったのです。一度見ただけでは廻りきれないほど多くの見応えのある遺構が存在します。

今帰仁城跡

今帰仁城跡

14世紀に琉球王国が成立する以前から存在していた北山(ほくざん)の国王・北山王の居城です。那覇空港から車で約1時間40分、沖縄本島北部・本部(もとぶ)半島にある標高約100メートルの高台にあります。

アーチ状の石門をくぐるとびっしり敷き詰められた石畳がまっすぐ伸びています。まだここに北山王が住んでいるような感じがします。城壁のなだらかな稜線は本当に石でできているのかと疑いたくなるような優美な線を描いています。そこから眺める海は絶景です。また城内にパワースポットも点在しています。

座喜味城跡

座喜味城跡

沖縄本島中部・読谷村(よみたんそん)にあり、名将でもあり、築城家として名高い護佐丸(ごさまる)によって15世紀初頭に築城されました。敵を袋小路に追い込むための「武者隠し」が作られているなど、戦に備えた強固な軍事要塞です。

戦国時代の要塞として最高傑作といわれましたが、戦を経験することはなかったため、保存の良い状態で残されています。入場料は無料で一部を除いて登ることもできます。サンセットタイムは城の稜線が一層美しく見えるのでお勧めです。

勝連城跡

勝連城跡

沖縄本島中部の勝連城は、琉球王朝時代に人々に英雄として慕われた王、阿麻和利(あまわり)の居城として知られています。

20メートルの高低差を利用した四の曲輪(くるわ)の階段などのグスクとしての防衛機能が至る所に見られます。勝連城で最も高い場所にある一の曲輪は、標高約98メートルのところに位置し、南は知念半島から北は山原(やんばる)までの360度の絶景を見渡すことができます。

中城城跡

中城城跡

琉球が海外交易で栄えていた14世紀~15世紀に築かれた標高約160メートルの丘の上に広がる六連郭の美しいグスクです。西に東シナ海、東に太平洋(中城湾)を望み、晴れた日には周囲の島々まで見渡せます。

最大の特徴は、沖縄戦による被害が少なかったことで、数ある沖縄のグスクの中で最も多くの遺構がほぼ原形のまま残されているということ。これがグスクファンや、琉球の歴史好きな方々を虜にしているのです。琉球石灰岩を加工して積み上げた城壁の曲線が美しく目を奪われます。

琉球王室にゆかりの深い世界遺産

識名園(しきなえん)

識名園

首里城から少し離れた場所に琉球王家の別邸として作られました。王家の人たちが保養に使ったり、中国からの冊封使(さっぽうし、さっぷうし)を歓待したりするために作られた「おもてなしの館」です。池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)庭園という日本庭園の様式を基本に設計されていながら、園内に作られた石橋や六角堂などは中国風です。ここでも日本と中国の文化の見事な融合が楽しめる。

園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)

園比屋武御嶽石門

首里城の玄関ともいえる守礼門と歓会門の間にある石でできた門です。

形は門になっているのですが、人が通るための門ではなく神への「礼拝の門」です。琉球石灰岩で作られており、ここで歴代の国王たちが外出するときに必ず立ち寄って安全祈願をした拝所でした。

玉陵(たまうどぅん)

玉陵

琉球王朝の王族が眠る、神秘的な陵墓です。首里城守礼門からほぼ西、に200mくらい行った首里高校の斜め向かいくらいの緑の木々に囲まれた1画にあります。 広さは約2442㎡。第二尚氏王統の大型の墓地で、1501年に尚真王が、父である尚円王を祀るために造らせました。 当時の宮殿の形を模して作られた石造りで、沖縄県でも最大の破風墓です。

琉球王国を守ってきたパワースポット

斎場御嶽(せーふぁうたき)

斎場御嶽

琉球王朝時代には国家的な祭事が行われてきた聖地です。その信仰は琉球王国が終焉を迎えた後も絶えることなく現在でも続いており、「聖なる空間」として沖縄の人たちに大切に守られています。

森の中にあるいくつもの拝所を経て巨大な岩が折り重なって三角形を作っている三庫理(さんぐーい)は自然の造形に驚くと共に人知を超えたパワーを感じることが出来ます。入場すると斎場御嶽の説明のビデオを見ます。ちゃんと見て御嶽内では失礼のないように気をつけましょう。

琉球王朝と密接に繋がった沖縄の世界遺産に行くことで琉球の歴史に触れることができることでしょう。大陸と盛んに交流をし、本土とは違う歴史を辿った琉球。タイムトリップしたような気分が味わえる沖縄の世界遺産へ行ってみませんか。

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