沖縄県産の特産品が一堂に会する沖縄では最大級の規模を持つ総合産業展です。那覇市奥武山公園で2~3日間開催されます。来場者数は毎年20万人以上!注目度がどれだけ高いか分かりますね。 沖縄県産品を広く県民や消費者にアピールするための機会となっています。また、生産者がどんどん変わっていく時代のニーズに対応した新製品開発し、品質の向上を新製品の開発をさらに促すことで生産者の意欲の高揚を目指して毎年開催されているのです。
産業祭りは沖縄のグルメや伝統が楽しめる!
農産物や海産物、工芸品、琉球楽器、焼物、泡盛など様々な産品が出品され、大勢の人で賑わいます。音楽、民謡ライブ、エイサー演舞、ものづくり体験コーナー、モーター自動車の展示もあるので、家族連れでも楽しめるイベントです。
美味しいものの大量展示&即売もあり、毎年大人気です。しかも通常より安く買うことが出来ます。また沖縄だけではなく全国のグルメも出店します。沖縄県民が毎年楽しみにしているお祭りなのです。出店するお店の条件は、県産品を扱うお店であることです。有名企業だろうが個人だろうが出店OKなのです。2017年1月28日から2日間開催された産業祭りの様子をご紹介します。
第1会場・第2会場 県立武道館
かりゆしウェアの新作発表会などが行われています。主に新作や新技術の展示などがされている会場で、本当に展示しかないので、企業関係者ではない一般の美味しいものを食べたい人たちは素通りするところです。
第3会場 市町村コーナー 特産品フェア
ほとんどの来場者にとってのメイン会場がこちら。たくさんのブースが並んでいて、飲み食いしたり買い物できたりします。商工会の特産品フェア「ありんくりん市」のコーナーでは、各市町村の商工会が、村おこし事業などで開発した商品を展示即売。沖縄を代表する楽器、三線工房では今風のオシャレな三線が並ぶこともあります。普段よりも手にしやすい安い値段になっています。
ヘリオス酒造の出店では、クラフトビールの飲み比べをすることができます。飲み比べ4種セットは、クラフトビールを4種類で1000円。当然、沖縄の美味しいお酒、泡盛コーナーもあります。有名な酒造が甕を並べて待ち構えています。古酒の量り売りもあるので泡盛好きにはたまりませんね。久米仙酒造ではラベルが名字になる、名字ボトルを作ることができ、毎年とても人気。出来上がるまで2時間ぐらい掛かるので、早めに行って予約するのがおススメです。お酒が飲めない人は沖縄を代表する果物シークワーササワーを生搾りしたサワーで。
第4会場 建材展 農産物店
建材や太陽光パネルなどを展示販売している会場です。唯一無二の沖縄の文化、風習が最大に現れたものといえばお墓です。沖縄のお墓は本土のものとは全く違います。沖縄の人たちにとってはお墓は「家」と同じくらい大切なものです。そんなお墓の展示がこちらの第4会場で行われています。農産物や植木なども販売しています。
第5会場
沖縄県民にとってはおなじみの沖ハムや沖縄製粉、オキコパンなどの企業ブースがたくさん並びます。オキコパンのブースでは、10個300円という驚きの価格でバイキングをやっていて大人気です。
石垣牛のステーキを焼いているブースもいつ行っても大人気。においに誘われるように人が集まってきます。中にはミツバチの巣が入っているケースが飾られていて、中でミツバチがブンブン飛び回っている箱が展示されています。
沖縄県はハチミツも取れるのです。食べ物系のブースが多いので、アチコチからいい匂いがしてきます。やはりお肉を使った料理が多く、あぐー餃子、ヤギ汁、中身炒め(大腸、小腸、胃などの炒め物)などが楽しめます。
第6会場オリオンビアガーデン
沖縄のビールといえばこれですね。オリオンビアガーデンは工場直送のオリオンビールが格安で飲める場所とあって、ここは長居する人がとっても多い所です。テーブルと椅子も揃っていて、座ってゆっくり飲むことができるので別の会場で買ったつまみを食べながら一服できます。
企業ブースの傍らではステージやミニライブも行われています。夜のライブの後は、カチャーシー(沖縄の手踊り)をみんなで踊っていたりと賑やかです。どのブースでも共通していることは、いつもより安く買うことができ、直接生産者から買えるということです。そしてお腹がいっぱいになるとっても楽しいイベントだということです。入場料は無料です。沖縄の産業博覧会ともいえる産業祭り、あなたも行ってみませんか?