2月下旬から海開きが始まる沖縄は、一年を通してアイスクリームがよく似合う場所。せっかく沖縄に来るのなら、沖縄ならではのアイスを食べてみたいと思いませんか?今回は地元で人気のアイス店を紹介しますよ!
ブルーシール

「アメリカ生まれ、沖縄育ち」のキャッチコピーで昔から沖縄県民に親しまれているのがブルーシールです。もともとアメリカに本社があるフォーモスト社が現在のうるま市にある米軍基地内に店を出したのがブルーシールの始まりであるといわれています。
当時のフォーモスト社は沖縄ではほとんど手に入らない乳製品を米軍関係者に供給することが目的として作られた店だったため、「アイスクリームといえばブルーシール」といわれるほど今では沖縄県民に親しまれているブルーシールですが、当時は沖縄県民にはほとんど目にすることができない貴重な存在でした。
常時30種類以上のフレーバーが用意されている現在のブルーシールでは、アメリカンスタイルのフレーバーだけでなく、沖縄ならではの食材を使ったフレーバーが食べられるということで沖縄県民だけでなく観光客からも人気があります。
県産品を使用した沖縄らしいフレーバーたち
南国フルーツや沖縄の食材を使ったフレーバーが数多く並ぶブルーシールですが、その中には県産品を使用したものがあります。特におすすめなのが、沖縄県産のシークワーサー果汁を100%と使用した「シークヮーサーシャーベット」。夏の暑い時期に口の中にさわやかな酸味が広がるフレーバーなので、沖縄県民の間でも一年を通して人気があります。
ブルーシール 牧港本店
- 住所:浦添市牧港5-5-6
- 電話:098-877-8258
- 営業時間:日~木/9:00~24:00、金・土/9:00~25:00
おっぱアイスクリーム

沖縄本島北部で、地元の乳牛と沖縄の特産品を使ったアイスクリームを製造・販売しているのが、おっぱ乳業です。おっぱ乳業ではアイスクリームのほかにも、ジェラートや牛乳などの乳製品を製造販売しています。地元では道の駅やショッピングセンターなどにも出店しているため、身近なアイスクリームとして親しまれています。
おっぱアイスクリームといえば、とにかくインパクトのある乳牛のキャラクターが印象的!両手を挙げながらこちらに笑顔を見せるキャラクターの顔よりも、パンパンにお乳が張った状態の胸のほうに目がいってしまいます。
ちなみに「(乳牛の)おっぱい」を略して「おっぱ」というようになったのではなく、もともと乙羽(おっぱ)岳で酪農を営んでいたところから「おっぱ」というようになったのだとか…。どちらにしてもインパクトのあるキャラクターののぼりを見たら、おっぱアイスクリームのお店と思って間違いありません。
おっぱアイスクリームといえば「ミルク」は外せない!
おっぱアイスクリームも県産品を使用したユニークなフレーバーが多いのですが、濃厚なミルクの味をそのまま楽しめる「ミルクアイスクリーム」は一番のおすすめ!甘さも控えめなので、甘いものが苦手な人でもペロリと食べきれますよ。
おっぱジェラート工房 道の駅許田直営店
- 住所:名護市許田17-1
- 営業時間:8:30~19:00
- 定休日:なし
アイスクリンカフェ アーク
国道58号線を車でドライブしていると、青と白のパラソルの下で女の子が一人で座って店番をしているアイスクリーム店があります。炎天下の中、じっと客が来るのを待ち続けるけなげな彼女たちの姿に、ついつい車を止めて注文してしまうのが沖縄県民あるあるネタ。そんな地元で愛されるアイスクリームを40年以上販売し続けている沖縄ビックアイスのカフェが、本部町の見晴らしの良い山の上に立つアイスクリンカフェ「アーク」です。
道路での移動販売では一種類しかないアイスクリームも、直営店であるカフェアークでは常時12種類以上のフレーバーがそろっています。さらにアークではアイスクリームのほかにもランチメニューやパフェなどのメニューもあり、景色を楽しみながらゆっくりと過ごすことができるようになっています。
1人千円でアイスクリン食べ放題
アイスクリンカフェアークでは、一人¥1000で常時12種類以上用意されているアイスクリンが食べ放題になります。沖縄の特産品であるシークワーサーやマンゴー、サトウキビ、紅芋だけでなく、本部町の特産品でもあるたんかんやアセロラのフレーバーもあります。
シングルでもダブルでも同じ値段のアイスクリン
アークのアイスクリンは、手焼きのワッフルコーンまたはカップのどちらかを選ぶことができるのですが、シングルでもダブルでも値段は同じ550円。当たり前ですが値段が同じなので、シングルよりもダブルで頼む人のほうが圧倒的に多いです。
アイスクリンカフェ アーク
- 住所:本部町浜本950-1
- 電話:0980-51-6565
- 営業時間:11:30~18:00
- 定休日:第一日曜日